S | M | ML | L | |
---|---|---|---|---|
線形倍率 | 0.97 | 1 | 1.03 | 1.05 |
投影面積(m²) | 19.5 | 20.7 | 21.8 | 22.9 |
展開面積(m²) | 23.3 | 24.8 | 26 | 27.3 |
グライダー重量(kg) | 4.6 | 4.9 | 5.1 | 5.4 |
総ライン長(m) | 224 | 238 | 250 | 262 |
高さ(m) | 7.1 | 7.4 | 7.6 | 7.8 |
各ライン数(A / B / C) | 3/4/3 | |||
セル | 50 | |||
展開アスペクト比 | 6.3 | |||
投影アスペクト比 | 4.7 | |||
ルートコード(m) | 2.41 | 2.5 | 2.54 | 2.6 |
展開スパン(m) | 12.2 | 12.6 | 12.9 | 13.2 |
投影スパン(m) | 9.6 | 9.9 | 10.2 | 10.4 |
トリム速度(km / h) | 39 | |||
最高速度(km / h) | 57 | |||
最小沈下 (m/s) | 1 | |||
最良滑空 | 10 | |||
飛行重量(kg) | 65-85 | 80-100 | 90-112 | 105-125 |
認証 (EN/LTF) | C |
ターラは、XCパイロットが求める最高レベルの高性能を持ちながら、安定性に優れた3ライナー(A・B・Cの3列ライン構成)の翼です。そして、高い安全性、シンプル、そして軽量な仕上がりはファングライダーとしての性格を併せ持っています。
ターラは、扱いやすさと高性能を併せ持つEN-Cクラスの翼を求めているパイロットに適しています。また、その高性能からコンペティションに、軽量であることからハイク&フライにも適したオールラウンドウイングです。
近年、パラグライダーは、(高性能追求のために)多くのセル、多くのリブ、そして多くのプラスティックスティックなどにより、とても複雑になっています。ターラは(少ない)シンプルなセルとリブの構成にすることで軽量化し、コードカットシェーピングという手法でリーディングエッジの形成をクリーンにすることで高性能を得ています。
シンプルなセル構成は、(最大)4セルもの間隔でラインを取り付けるラージセルグループという手法を組み合わせることで実現しました。この手法により、わずか50セルとセル数・リブ数を減らすことができています。セル数の減少は、機体重量とライン使用量を大幅に軽く・少なくすることに繋がります。 また、ターラは純粋な3ライナーです。中央から1本目と2本目のメインラインは途中から1度だけ枝分かれさせるだけでキャノピーに繋げました。3本目のメインラインは効果的なビッグイヤーのために2度枝分かれさせてキャノピーに繋げました。そして、空気抵抗を減らすためにラインの縫い合わせが表に出ないマイクロラインをすべてのラインに採用しています。 これらによりターラの合計ライン使用長は、ほぼ高性能2ライナーウイングを変わりません。
ターラは(寿命の短い)特別な軽量ナイロンなどを使うことなく4.90kg (Mサイズ) と軽量な仕上がりとなっています!