XS | S | M | ML | L | ||
制作倍率 | 0.92 | 0.96 | 1.00 | 1.04 | 1.08 | |
投影翼面積 | 17.83 | 19.53 | 21.23 | 22.93 | 24.63 | m² |
実測翼面積 | 21.00 | 23.00 | 25.00 | 27.00 | 29.00 | m² |
機体重量 | 4.4 | 4.7 | 5.1 | 5.4 | 5.8 | kg |
総ライン長 | 204 | 224 | 243 | 262 | 282 | m |
高さ | 6.7 | 7.0 | 7.33 | 7.6 | 7.8 | m |
ラインプラン | 3/4/3 | A/B/C | ||||
セル数 | 54/102 | |||||
アスペクト比(実測) | 5.42 | |||||
アスペクト比(投影) | 4.07 | |||||
ルートコード | 2.46 | 2.57 | 2.68 | 2.79 | 2.89 | m |
スパン(実測) | 10.67 | 11.16 | 11.64 | 12.10 | 12.54 | m |
スパン(投影) | 8.46 | 8.85 | 9.23 | 9.59 | 9.94 | m |
推奨飛行重量 | 50-65 | 60-80 | 75-95 | 88-108 | 100-125 | kg |
トリムスピード | 39 | km/h | ||||
最高速度 | 55 | km/h | ||||
最小沈下率 | 1.0 | m/sec | ||||
滑空比 | 10.5 | |||||
安全規格 | EN/LTF-B |
私たちは誰しも「パンク」な一面を持ちます。サブカルチャーは、確立された社会の秩序と制約に衝撃を与えました。それにより私たちは自然界のルールを無視し、時に規範を超越することで痛い目にあうこともありました。 High-B PUNKは、我々の脳の反抗的な部分に深く沈みこみ、私たちにしっかりとした現実を教えるように設計されました。あなたは-ただやみくもに反抗するだけでなく-パイロットとしての真実を知りたいですか?punkはそれを可能にさせてくれます。
我々は機体のテイスト、コントロール、そして明晰なレスポンスをグライダーに取り戻させるという任務を負っています。 PUNKは個性のない退屈なパラグライダーに対する現代の反動なのです。この次世代ウィングは、感覚、制動性、そして楽しみを爆発的に引き出します。パラグライダーに直向きに取り組む「敬意」が成す業なのです。PUNKは、広い視野の安全性とパフォーマンスを与えるコンディションについて冷静で確固たる真実を語ります。根拠のない話を喧伝するのをやめ、今こそ目を覚まそう!それをあなた自身で選ぶのです。嘯かれた制約のない、自由な「パンク」を飛ばそう!
コントロール可能なパフォーマンス、これこそがふさわしい言葉です。パンクには、更なるコントロールレベルを追加しました。BGDの商標「ブルース・ゴールドスミスハンドリング」と「パワーステアリング」を駆使した結果、パイロットのインプットにより良く反応する。グライダー自身の内部調和が生まれました。
“「頭上に来たPUNKと共にローンチを飛び出すと、より快適さを感じ、もはや何事にも不安を感じなくなった…スピードとパフォーマンスはコントロールしやすく、そしてこの上なく解りやすいのだ」”
パンクは認証試験を非常に簡単にクリアしていますので、重量オーバーで飛んでも、グライダーの安全性には影響を受けません。このお陰で、上限の幅を広げた重量範囲が認証されました。つまり、理想的な飛行重量の上限を超えたフライトでも認証内でのフライトになります。 4サイズのパンクの拡張認証された飛行重量は、XS = 50-70、S = 60-95、M = 75-100、ML = 88-113です。※スペック表内は推奨飛行重量値です。.
挙動がパイロットに伝わり易いグライダーほどより安全です。安全なグライダーは、パイロットのパフォーマンスを向上させる-パフォーマンスの良いパイロットはさらに良い飛びをする-より良く飛ぶパイロットは、よりハッピーなパイロットである-今までにない、開眼させられるほどの安全性は、パイロットのさらなる幸福感に貢献します。
PUNKは、事態が全く手に負えない状況になって初めて突然のコラップスを起こすのではなく、軽度から中度の乱気流で警告・前兆を伝えるように設計された経験豊富なパイロット向けのグライダーです。クロスカントリーマガジンの「安全の考え方を変える」というブルースの記事では、「何故、とても安定してほとんど潰れることのない翼が、反してより多くの事故につながる可能性があるのか」を説明しています。その理由は安定した翼がコラップスを起こすことが殆んどない為、いざコラップスが発生したときにパイロットの準備ができておらず、また状況に対処する経験もほとんどないためです。大きな乱気流があれば、どの様な翼もコラップスを起こします。強い乱気流での大きな崩壊より、中程度の乱気流で小さな潰れが発生する方が対処しやすい為に安全なのです。
コードカットシェーピングテクノロジーはリーディングエッジ形成をより滑らかにし、安定性と性能を高めるための技術です。コードカットはリーディングエッジトップパネルをコード(前後)方向へカットし、縫い合わせています。これにより、エアーが入った後のセル側面をしわがなく滑らかに形成します。滑らかな翼表面は、とくに低速時に効果を発揮し、ストール速度を遅くでき、失速しにくい翼に仕上げられます。
当社の最先端ソフトウェアを使用し、プロファイルの強度と剛性を維持しながら、無駄な材料を極限まで省くことができました。これによって、コストが増加することなく、また翼全体の強度を低下させないまま重量を減らすことに成功しました。飛行時に局所的にかかる負荷に大きく左右されるリブ穴の大きさと位置決めは、私たちが技術革新をした最新のソフトウェアでのみ可能となるものなのです。
最後のラインカスケードに直接接続しているチップの底面までシームレスに移動する「ポストCバンド」をキャノピー上面に沿わせて追加しました。少量のブレーキ操作時に弾かれて起きる跳ね上がりを抑えるため、旧来は重いプラスチックロッドをCラインの上に置いていましたが、このCバンドを代わりに採用しています。パラグライダーでは少しブレーキをかけるとトレーリングエッジの湾曲がリフトを生成し、しばしばCライン近くの部分の性能に影響する問題があります。ブレーキング時の挙動の分析を徹底的に行いアイデア豊かで、かつ軽量、クリーン、ボリューム減という特徴を兼ね備えた「ポストCバンド」でキャノピー内部構造との調和を保っています。
他Aラインの1/2の比率を採用した「ビッグイヤー」ライザーを追加しました。これにより、アクセル・オンのスピードと安定性を補助しながら「ビッグイヤー」を簡単に実行できます。スピードシステムは軽くシンプルで反動がなく、速いグライドを実現します。
プロファイルのコード全体にわたって、リブの穴を通した3ピースの斜めのサポートを採用しました。これによりリブ部の生地の不釣り合いを解消し、ブレーキ時にもより剛性のある翼を形成することができます。プロファイルが薄く、対角に設置したリブが浅くより高い荷重を支えているため、トレーリングエッジ付近で特に重要なポイントになっています。
サポートのないセルのグループは、ラインレイアウトの影響を受ける為、負荷分散をスパン全体に最適化する設計になっています。強力な内部構造と組み合わせにより、より長いスパンへテンションを分散するラインレイアウトはより多くのサポートのないセルを維持できます。これにより均質な翼形状を維持しながら、ラインレイアウトを最小限に抑えて抵抗を減らし、パフォーマンスを向上させます。
積極的なシャークノーズはすべての速度において内部圧力を最適化します。
スナップロックは軽く、かつ簡単に内蔵したマグネットで、簡単にライザーとブレークコードをつないでくれます。そして下方向以外には外れないように出来ていますこのユニークなデザインの特徴は、フライト中、パックキング中、そしてマヌーバのパフォーマンスをしている間でもブレークが落ちない事です。スナップロックシステムはすべてのパイロットが直面する問題を解決してくれます。
デザイナーとして長い経験を活かしブルース・ゴールドスミスだからこそできる、最適にラインを配置し、とても少ないラインで翼を形成しています。シンプルに最適に配置することで、ラインを減らすことで、速い翼をつくることができるのです。